幸福は自分で至るもの

終末のワルキューレ11巻読了しました。
ネタバレにならないように詳しいことは書きませんが、そのなかでとても印象に残った場面がありました。

 

「何故、人から不幸を吸い取ってやってもこいつらは幸せにならないのか」と問う神に対して釈迦が答えるんですね。

 
「幸福ってさ、与えられるもんじゃないんだよ。自分で至るもんだから」
「不幸あるところに 幸福あり・・・だよ?」

 

そして、スッタニパータから次のような引用をします。
目覚めし人曰く、
君は幸福を望むというのか?さすればみずからにふさわしい重荷を背負え。
それこそ喜びを生じる境地。やがて幸福を生む影である。(スッタニパータ第2章より)

 

これって、ある程度幸福についてかじってる人ならなんとなく聞いたことがある考え方なんじゃないかと思います。
今回これを読んで改めて自分に当てはめたときに、ちょっと何かが開けた感じがしました。
「ああ、知っていながら、全然理解できていなかったな」と。
とても大事な考え方で、できれば何度も思い返したい言葉だったので、こうして記録しています。

 

この言葉を受けて、人それぞれいろんな解釈があると思います。
私は仕事面について思うところがあって、今仕事が憂鬱だからといって、仕事をしない状態になれば幸せになれわけじゃないんだろうなということを考えました。
だからといって、今の仕事を続けるのが最善とも全く思えない・・・。
多分、私がここで汲み取るべきは、「いずれの方法にしても、他人の役に立つ苦労は続けなさい」ということなんじゃないかと思いました。

 

私はもうしばらく、どの方法で他人の役に立つのかを考えようと思います。

あなたはこの漫画を読んで、何を感じますか?