弱虫ペダル SPARE BIKE 6巻
かっこいい田所さんが詰まった一冊でした。
誰よりも勝つことを強く望み、真面目にまっすぐと練習に励む田所。大胆なレースプランの採用、極端な減量などを行っても、結果は出せずにいた。
試行錯誤の中でも諦めなかった田所も、繰り返す負けとチームメイトからの詰りに「部を辞める」という決断をしてしまう。
そこで、キャプテンに辞める理由を問われた田所は
「俺は勝ちたいんです。もう精一杯やった、もう十分やった」と言いながらも流れる涙を堪えられずにいた。
いつも優しいキャプテンが、普段は見せない怖い目をして「勝ちてえならやれ。負けていいなら辞めろ。勝ちてえのに辞める、そんな選択肢はねえ」と告げるのだった。
そうして、決意を新たにした田所は、キャプテンのきついしごきに耐えて、ついにはレースで初勝利をかざるのだった。
キャプテンは、別の機会に田所に違う言葉もかけていた。
「たぶん、まだこの先何度も負けるだろう。けど、その負けを食ってでも前に出ろ。そうして初勝利を手にしたとき、見える風景が変わる。だから、汚れても倒れてもゴールを狙え。負けを知らねえスプリンターは絶対に強くならねえ」
6弱虫ペダル62巻
一緒に来てやってみろと言われたときは一回もできなかった。いなくなって一人で来てできた時は褒めてくれる人はいなかった。巡りあいというのは時に残酷だ。いてほしいときにその人はいない。
悩んだとき。苦しいとき。嬉しいとき。うちひしがれたとき。もういない。
その人の代わりなんてどこにもいない。だったらどうする?心の中でその人に問いかけ行くべき道を決める。やるべきことはただそれだけだ。
そうして思って悩んで選んだ道は、未来へとつながっている。
尊敬する先輩を失い、打ちひしがれる主人公に、元キャプテンが自らの経験を語った場面。
弱虫ペダル59巻
59巻もとてもいい内容でした。
人が成長するときってどんなときか。
大事なもんなくしてプライド壊れて、一回ぼろぼろになって。そっから、もう一回やるしかないかイチから立て直していくときなんやないかって。
きつくて苦しくて一度諦めて、それでも前にってもがいて、這い上がろうとするときに人は成長する。
いつまでも成長していないとあざ笑うライバル。それに対して、今泉は自分が成長していないと認めつつも、どんな状況でも諦めない闘志を見せるのだった。それこそが精神的な成長といえるものだった。
順調なときは常には続かず、かならず停滞を感じる時がある。そのときに、その課題や問題に、そして自分が心血を注いでいるものにどう向き合うのか。そこに成長の鍵がある。それでも諦めずに立ち向かう姿を美しいと感じるのではないだろうか。
言葉で言うのは簡単だ。自分がそのような逆境に立ったときに、そのように決意を新たに這い上がる決意ができるか。自分もそういう生き方をしたいと思える名場面であった。
弱虫ペダル55巻
昨年末にカーボンロードを買ってから、自転車にはまっている。
週末を中心に走行しながら、平日も効果的な練習をするべくスマートトレーナーの購入も検討中だが、それはまた別の機会で。
今回は、ロードバイクを始めたのをきっかけに読み始めた弱虫ペダルについて。
詳しい説明は省くが、読んでいる中で印象的な言葉があったので、それを記録しておく。
今回は55巻から。それまでにもいっぱいいい言葉があったのだが、記録し忘れてしまった。また読み返す機会にはしっかり記録したいが、取り急ぎ特に印象的な言葉が続いた55巻の内容を記録しておく。
1 俺だって期待されればもっと頑張るのにって思ってた。でもそれは間違いだった。考えれば当たり前のことだ。頑張らないと期待なんかされない。
1年のときからインターハイに出場した同級生を当時羨んでいた3年主将が自分を振り返っての言葉。主将は努力家で、日々弛まぬ努力を重ねて出場した最後のインターハイでその才能の片鱗を見せつつあった。最終日の山岳賞手前、その諦めない走りに感動した観客が主将を応援し、期待するなかで、この言葉を回想するのであった。
周りから期待されてないことを理由に頑張らないことを選択するなんて、ただの言い訳でしかない。スタートや経験、才能の差はあるかもしれないが、期待されている人はそれなりの理由がある。
もちろん、努力をする分野、方法こそは熟慮する必要があると思う。自分にとって必要のない分野で頑張って期待を獲得する必要はない。自分の選んだ道で、時には思うような結果が出ないようなときも、この言葉を思い出して努力を続けられる人間でありたい。
2 才能ってのは本当にややこしいヤツで、分かってるやつは最初から見えてて派手に飛ばすが、わかんねえやつはさんざん迷う。けど多分、最初からあんだよ。頭の上や背中んとこにひっついてて自分じゃ見つけられないだけなんだ。だから、才能てのは人から見つけてもらうのさ。
ただ、近くにいすぎるとこいつは分かりにくくなる。同じ方向向いちまうからな。時々会うやつ、ひょっこり現れたやつなんかがそれを一番見抜く。
インターハイ最終日の山岳賞を狙う現主将を見て驚く元主将に投げかけられた言葉。元主将は現主将の一定の力を信じつつも、大きな才能はないものと考えていた。また、周囲のものも同様に考えていた。しかし、現主将の才能を信じ続けていたのが、中学生のころの引っ越しして離れ離れとなった同級生。彼はずっと現主将の才能を信じていた。
これを読んで真っ先に浮かんだのはジョハリの窓。自己理解を分解して考えると、「自分が知る自分」と「他人が知る自分」に分けられる。自分を自分で理解することは大事だが、それも限界がある。自分が他者から同理解されているかを通して、より自分の可能性を見つける事ができるようになる。
3 ボロボロの状態のときに目の前に思いがけない道が開くときがある。「なんでこのボロボロのときに。今じゃなければ喜んで飛び込むのに」と一瞬思ったが、すぐ考え直した。違うんだよ、今だからだ。道が開いたのはボロボロになるまで頑張ったからだ。限界までやって、ギリギリまで覚悟決めて、そういうときにだけ次の扉が開くんだ。チャンスが巡ってくるんだ。
チームのため、力を使い果たすような走りで前走するチームに追いた主将。そこに待っていたのは、中学時代ともに走った同級生だった。そこからインターハイ優勝に直結するかもしれない戦いが始まるのであった。
チャンスの女神は前髪しかないという。チャンスがきたら、すぐにつかみにかからなくてはいけない。その時が万全の状態じゃなくても飛びつかなければいけない。むしろ、待っていてもチャンスが巡ってこないことを考えれば、万全じゃない状態のときに、不意に訪れるチャンスのほうが多いことだろう。チャンスが過ぎてから決断しても遅いのだ。
MINIクーパー(R56)で車中泊をする方法
R56ミニクーパーで車中泊ができるか。
ここで言う車中泊は、前列シートで仮眠を取るようなものではなく、後部座席を倒してなんとかスペースを確保して横になることを想定している。
また、食事を摂ったり、酒を飲んだりと、寝る前に寛ぐような使い方も想定していない。宿泊する駐車場についたら、寝る準備をしてすぐ寝るような車中泊のことを指している。
結論から言えば、不可能ではなさそうだ。
というのも、仰向けで寝るのに十分なスペースを確保することは難しいが、横向き寝で体をある程度折り曲げることは可能なスペースは稼げるかもしれない。
このあたりを参考に、自分の車でも試してみる。
これができれば、かなり車選びの前提が大きく変わる。
2/4 追記
自分の車でも確かめてみた。
後部座席を倒した状態の高さを基準として、ラゲッジの下がっている部分、助手席を前に出したときに生じる隙間を埋めればなかなかのスペース確保できる。
やっぱり仰向けで足を伸ばすまでは確保できないが、仰向けで膝を立てた状態、横向きで少し体を丸めた状態なら十分入る。
体を十分に休めるレベルとまでは言わないが、年に数回車中泊を行いたいというレベルであれば、これくらいでも十分だと個人的には思う。
次は、ラゲッジと助手席との隙間を埋めるアイテムを探してみたい。
車の購入を検討している
最近、車の購入を検討している。
現在乗っているクーパーR56が5月で車検が切れるからだ。
走行距離は約9万kmに到達している。
かれこれ長いこと悩んでいるが、全く決断できない。
そのまま時間がすぎ、いずれかの決断をしないといけないときが近づいてきた。
ここで情報を整理・記録しながら検討を進めていきたい。
○前提
FIREを目指して資金をためている。できるだけ資金を消費したくない。
○車は必要か
FIRE達成を考えると、車は所有しないほうがいい。車の維持費は改めて計算すると目が飛び出るほど高い。
車が必要なときは、カーシェアや、親の車などでやりくりできれば、かなり支出を抑えることができる。いろんな外出を改めて見直してみると必要のないものも多く、それらを制限することで、車を所有しなくてもなんとかできる可能性は高い。
ただし、その分人生を彩る色んな経験から足が遠のくだろう。「登山しにいきたいけど、お金もかかるしレンタルもおっくうだから辞めておこう」そんなことになる可能性が高い。そうしてFIREにたどり着いた人生は豊かだろうか。
貯める力を高めるのは大事だが、使う力をないがしろにしてはいけない。
できるだけ支出は抑える努力をしつつ、車を所有するのが現実的ではないだろうか。
○本当に車を変える必要があるか
クーパーはハイオク車だし、燃費も決していい車ではないのだが、車を買い換えることによる費用は馬鹿にならない。買い替えによって少し維持費が安くなるとしても、車両本体や手続きなどの諸経費を考えれば、基本的には乗り続けるほうが安くつく。
クーパーは走りも見た目も気に入っているし、ステータス感も高い。乗り続けられるのであれば、それも手だろう。
乗り続けることでの問題点は大きく2つ
1整備費用が高い
基本的には車検が高い部類の車なので、車検費用は高くつく。
さらに、現状タイヤがかなり磨り減っていて、タイヤ交換の費用もプラス。
さらに、若干点火系の挙動が不安なので、その点の整備費用がプラスになる可能性がある。最悪の場合、車検を通した後に、点火系の不具合で乗れなくなることもありえる。
一連の費用として、30万円はかかることを覚悟している。
2車中泊が難しい
車の所有することの目的は、日常での足ということももちろんあるが、様々なアクティビティに取り組んで、人生を豊かにしたいということもある。
そのために、車中泊できる車にしたいと前々から考えていた。
登山やロードバイクの前泊や、車中泊での旅をするのにあたって、車中泊ができることはかなりのアドバンテージになる。
比べる場合は、燃費が悪い点と老朽化で整備費がかさむ点を加味したうえで、新しい車の車両価格と諸経費、燃費等向上で期待される分とクーパーを下取りに出すことで回収できる金額くらいか。
安い軽なら、変えたほうが安い場合はありえるだろうか。
【待望の新機種】KindlePaperwhiteが表示速度改善により最強の座を獲得へ
9月21日、amazonは電子書籍端末kindleシリーズの最新モデルKindle Paperwhite(第11世代)の発売を発表した。
前モデルの最大の弱点だった表示の遅さの改善が図られ、電子書籍の最適解の一つとなることが期待されている。
この記事では、今回発表されたこの最新モデルが、前モデルと比べてどのように変わるのかを紹介する。
- こんな人におすすめ
- 前モデルの特徴と不満点
- 新モデルの変更点
- サイズ
- 画面サイズ
- 充電コネクタ
- 電池容量の増加
- 表示速度の改善
- 防水機能は継続
- 画面表示
- シグネチャーモデル
- 価格
- 新世代は買いか?
- まとめ
こんな人におすすめ
・電子書籍端末を買おうと思うが、どれを買えばいいか分からない
・KindlePaperwhiteの前モデルを持っているが、表示が遅いのが不満
・他の電子書籍端末を持っているが、風呂でも読書したい