ミニマリスト目指して その3 情報コレクター的傾向をどうするか
ミニマリストを目指して断捨離を行ってきましたが、ゴミとかを捨てる段階は全然簡単に進むもの。どんどん捨てて、いいペースのようにも思えました。やっぱり断捨離って気持ちいい!
しかし、段階が進んで、前回の断捨離でも手をつけられなかったところに差し掛かると、一気にペースが落ちてしまいました。
前回手を付けられなかった分野は次の2つです。
- 知識の断捨離
- 一時期本気で頑張った趣味の断捨離
今回、ここの分野にメスを入れていくことで自分に必要なものと不必要なものを分けて、必要なものにもっと集中していけるようになるのではないかと改めて思いました。
そこで、どのような基準を設けていくべきかしばらく考えていたんですが、少しだけ方向性が見えてきたのでここに記しておきます。(2.一時期本気で頑張った趣味の断捨離は次回)
1.知識の断捨離
これが本当に苦手。
私は情報コレクター的な面があって、知識は豊富に蓄えておくことが望ましいと思ってしまっています。「質の良い睡眠のための10か条」みたいなタイトルで、よくまとまっているウェブサイトがあると、「すぐには使えないけど後で読んでいつか睡眠を改善しよう」とか考えて、ついブックマークしてしまうんですね。私のブックマークにはそこそこの量のお気に入りがたまっています。
しかし、今までの経験上では残しておいてよかったって場面って本当に少ないんですよね。たまに中規模の断捨離みたいなのを行っているので、ブックマークを見返す時間をとるときがあるんですが、もうそれがものすごい手間のかかる作業なわけです。
それらの問題点をまとめてみると
- 公開が終了しているなどの理由でその知識にたどり着けないことがある
- 情報が古くなっていて、見返しても有益だと思えないことがある
- 似たような情報がいくつか重複してブックマークされていることがある
- 見返して整理する時間を要求する「負債」に成り果てている
これらの理由から、もうほんとに不要なブックマークを作っていく癖をやめたいと感じています。
そこで、情報を取り扱うときの基本的な指針を示しておきます。
キーワードは「鉄は熱いうちに打て」
「興味」は時間が立つと腐って「面倒くさいもの」に変わり果てます。
興味があるときが一番学習効率がいい。そのときに身につけなかったものは、見返した段階で身につけることなんてはできない。
後で必要になれば、そのときに探せばいい。
次は、本についてです。
本もなかなか捨てられません。もう何年も読み返していない本は普通に考えれば捨てればいいんですが、そこに書かれている知識がいつか役に立つかもしれないと思って、なかなか手放せないでいます。
最後にその本をざっと読んで必要な箇所をメモしてから捨てたいと思って、結局その本を読むのが億劫で捨てられない、という状況がずっと続いてきました。
これも、情報コレクター的素質のせいなわけです。
ずっとこの状態なのも辛いので、今ストックしている情報の処分と、これから新しく情報を取得するときの二段階に分けて考えます。
今ストックしている情報の処分
先程のブックマークでの考え方がそのまま活きてくる。
必要な情報は必要なときに探してその時点で身につければいいので、いつか役に立つかもしれないという考えは捨てる。だから、捨てる前の内容のメモも必要なし。
新しい情報を取得するとき
情報を取得し有益なものだと判断した時点で、できる限りの「自分の血肉へと変える処理」を行う。
未来の自分に処理を丸投げするようなことはしない。だから、原則その情報は残さないで捨てる。
どうしても残したいものは、次の基準に該当するもののみ残すようにする。「自分に子どもがいたとして、子どもにその知識を伝えたいか」
この「自分に子どもがいたとして、子どもにその知識を伝えたいか」というのは、その基準を満たしていることで「一定以上のレベルで有益な情報である」「一定以上のレベルで普遍的な知識である」ことが確認できるんじゃないかと思います。
そうした内容なら、残しておいて再度読み返すだけの価値があるのではないでしょうか。
(実際に子どもがいるかは関係ありません。)
あと、自分の血肉へと変える処理については、ここを参考にしています。
こんな感じで、知識についてのミニマリズムも進めて活きたいと思います。
あとは「2.一時期本気で頑張った趣味の断捨離」について考えをまとめたいと思います。